オーバーステイ(不法滞在)!?外国人登録証は更新したはずなのに・・・(1)
はいたい!ゆなばです。
今回は、以前に台中で住んでいた時に起きた「ビザ切れ事件」をお伝えしたいと思います。
大学が代わりに外国人登録証の更新をしてくれた
2012年から2015年まで台中で留学していたときのこと。
ビザの更新を学校がまとめてしてくれていました。
1年目
外国人登録証のビザ更新にかかる料金は1千元(当時のレートで3,000円くらい)。
延長期間は1年間です。
学校へ1千元と更新に必要な書類を渡し、ビザ更新完了。
2年目
1年目と同じように1千元を学校へ渡し、更新された外国人登録証を受け取ったのでした。
ここまでは良かったんです。
なにも問題はありませんでした。
しかし、まさか1年目から法律が改正されてるなんて。
説明を受けていなくて知らなかった私は、
ただただ学校の説明不足と、
昨年こうだったから今年も同じだろうという思い込みで
台湾で不法滞在者になってしまったのでした。
不法滞在になってしまっていた!?の発覚
更新してもらった外国人登録証を受け取って、普通に暮らしていました。
ある日、母の病気の悪化で急遽日本へ帰らないといけなくなり、もともと帰る予定ではない日に日本へ一時帰国することになりました。
空港でチェックインを済ませ、出国検査へ。
●会話●
・検査官:この外国人登録証の期間が切れてるよ。
・私:いや、9月に更新したばかりです。
・検査官:ほら、見て。9月30日までになってる。
・私:え?でも最近更新したばかりです。
・検査官:ちょっとこちらへ。
・私:あ、はい・・・。(ぇええええええ。。。(心臓バクバク))
そのまま連れて行かれる私。
この時「台湾だから数字の入力を間違えたんじゃ?」と、台湾を疑いました(笑)
連れて行かれた隅っこで話しかけられる言語はもちもん中国語。
何を言ってるかさっぱり分からない私は、学校へ連絡しようとしました。
しかし!!
こんな時に限っていつも携帯している学校の担当者の名刺をアパートにおいてきてしまった私。
学校の連絡先が見当たらず・・・焦る!!
同じ外国人でクラスメイトの韓国人の連絡先は携帯に入っていたので、
急遽その韓国人の友人へ、ヘルプミー!!
※韓国人の友人の旦那さんは台湾人で、中国語がペラペラなんですね。しかも、日本留学経験もあって日本語もペラペラ。
しかしpart2。韓国人の友人とはビザの種類が違うため、ビザの事は分からず。
私の事情を把握した韓国人の友人が学校へ連絡してくれることになり(スジョンありがとう)、学校の担当者から私の携帯へ電話が。
プルルルルルルル・・・
●会話●
・私:この前、1千元払ってビザ更新したと思うんですけど、
外国人登録証の日付の更新が1カ月だけになっていて、
移民局の日付入力ミスですかね?
・担当(以下、担):えっ?登録証を更新しなかったの?
・私:学校にお願いして更新してもらいましたよ。この前取に行きましたよ。
・担:いえ、あの更新はただ1カ月だけ延ばす更新で、
その1か月以内に自分で更新しに行かないといけないって説明したよね。
・私:その説明、私聞いてないです・・・。
更新するから書類持ってきてとだけ聞きました・・・。
・担:えっ?そうですか??でも話しましたよ。どうしよう・・・。
とりあえず空港の人と代わってくれますか。
・・・
学校の担当者が空港の方と話してくれました。
とにもかくにも、移民局のミスではないことは判明。
結果、私は確実に不法滞在者になってしまったのでした。
終わりに
この時は本当に怖かったです。
中国語全然喋れなくて、伝えられなくて。
日本でも私と同じように困っている外国人いっぱいいるんだろうなと、この記事を書きながら思いました。
何よりこの経験で初めて心の底から自分が日本国籍で良かったと思いました。
きっと中には同じ様に不法滞在になってしまったとき、大変なことになる国籍もあるんだろうなと思います。
不法滞在なのに、想像より丁寧に対応してくれたことに驚きました。
それはきっと、日本国籍だからかもしれないと思ったのでした。
次回は、不法滞在確定!その後。について書きたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ゆなばでした。
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